県に許可取消を求め(11月6日)

平成30年11月6日、私たちは岡山北エバーグリーン(株)の産廃廃棄物処理施設設置許可の取消しと、産業廃棄物処分業の許可の取消しを岡山県行政手続き条例第36条に基づき求めました。

私たちが定期的に測定している佐与谷川の電気伝導率が高い値を示したので、川を歩いて上流へ行くと本来きれいな谷川の水が流れている所から白く泡立ち異臭のする水が出ていました。

その水を採取し検査に出したところ、業者公表値では検出されていないひ素及びその化合物が0.055mg/lと基準値の5.5倍、科学的酸素要求量(COD)は33mg/lと基準値(40mg/l)に近い値が出ました。

産廃の埋め立てが始まって2年あまりでこのような状況になり、このまま操業が行われれば飲料水や農作物に深刻な影響が出ます。私たちは許可取消求める698名分の名簿を添えて県庁へ行き弁護団から申出書を県に提出しました。

高梁佐与谷産廃反対会議

岡山県加賀郡吉備中央町の採石場跡地に建設された「安定型産業廃棄物最終処分場」の下流に暮らす高梁市津川町の住民で結成された団体です。 私たちは、地域の豊かな自然と水を子や孫の代まで引き継ぐために処分場の操業禁止を求めて闘っています。

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