2018年3月28日岡山地方裁判所にて、安定型産業廃棄物最終処分場の設置許可を取消すよう岡山県に求めている訴訟の第10回目となる口頭弁論が行われ、私たちは今回もマイクロバスを仕立てて参加しました。
今回は地域環境研究所の中川鮮所長(元京大防災研究所研究員・元岐阜県中津川市長)と一緒に地下水の状況を調べた電気探査の結果を意見書として提出しました。ひとつの争点として処分場から排水される水は、佐与谷川に流され有漢川と合流し高梁川に流れ込んでいますが、この水が簡易水道に取り込まれるかどうかです。中川意見書は処分場からの水が簡易水道に取り込まれることを科学的に証明しています。他にも簡易水道の井戸を掘ったときの証言なども提出していますが、県の主張は高梁川から取り込まれていて、有漢川(処分場からの排水)は取り込まれないとしています。
こうしている間にも処分場では毎日大型トレーラーが廃プラスチックを満載にして持ち込まれています。私たちは1日でも早く処分場の稼動を止めるよう闘っていきます。
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