今年のごみ弁連(たたかう住民とともにゴミ問題の解決をめざす弁護士連絡会)総会は7月22日~23日福島県いわき市新舞子ハイツで開催されました。今年度は福島で開催された事もあり放射能汚染廃棄物の問題が多く提起されました。また各地からの報告では、茨木県、長野県、徳島県、岡山県などの団体から取組報告がありました。
また23日午後と24日は福島の皆さんにお世話になり県内各地の施設見学があり、各地の焼却施設、最終処分場、いわき市のごみ焼却施設、JAEAの技術開発センター、そして帰還困難区域の状況などに行きました。
特に帰還困難区域との境がある夜の森公園(富岡町)の桜並木通りで車を降り周りを見渡すとフェンスで囲まれた中の真新しいアパートの駐車場には草が生い茂り建物には亀裂が入ったまま手つかずで残されていました。また富岡駅の周辺は広場が広がり、その一角には仮設焼却炉が稼働していましたが、津波で被災した家屋や商店がつい最近まであったと聞かされました。
こうした現状を見聞きして私たちに何ができるかを考えさせられる福島での総会でした。
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